花粉やウイルス対策のマスクとの違い

PM2.5対策のマスクを考える上で
これまで一般的に使われてきた

・花粉対策のマスク
・ウイルス対策のマスク

を参考にします。

花粉対策のマスクは、外からの花粉を遮断するため
花粉の大きさを基準としてフィルターを作ります。

スギ花粉は、直径３０～４０マイクロメートル
ヒノキ花粉は、直径２５～３５マイクロメートル

これらを何％遮断するというのが花粉対策のマスクです。
ものによって違いますね。

ウイルス対策マスクは、さらに強力で
例えばインフルエンザウイルスは０．１マイクロメートル
という非常に小さいです。
そのため、フィルターも相当小さくなっています。
マスクを探すと、N95やDS2などの規格を目にすると思います。

N95（アメリカ規格）：0.06～0.1のNaClを95％以上遮断
DS2（日本規格）：0.075±0.02のNaClを95％以上

という意味があります。
ウイルス対策ではここまで見ておく必要があります。

ではPM2.5ですが、
大きさは2.5マイクロメートル以下です。

花粉やウイルス対策のマスクとの違いは
フィルターの大きさを考えるのがわかりやすいです。
PM2.5対策なら、ウイルス対策マスクを使うことで
ほとんど遮断することができる、ということです。


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